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「初心者にもできる長期投資で厳選銘柄を探そう!」第2回 業績の安定した株を探そう!【ディフェンシブVS景気循環 編】⑥

では、ちょっと簡単に今日のポイントを復習していきたいと思います。

 

まず最初に、すべての銘柄をこの6つのマトリックスに分けてまず考えていきましょう、ということを言いました。持ち株がどこに当てはまるか、ぜひ考えてください

 

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の上で、株価が上がり続ける会社は利益が成長していく会社です。それはどんな会社かといえば、成長市場をターゲットにしている会社です、特に海外を攻めている会社はそれに当てはまるでしょうということです。これが1つ目のポイントでした。

 

2つ目のポイントは、ディフェンシブ株と景気循環株、投資するならばディフェンシブ株のほうがいいでしょう。なぜなら、景気循環株は業績も変動が大きいから割高、割安の判断がしづらいです。

 

振り回されます。私の奥さんのように機嫌のいいときと悪いとき、はっきりしています。振り回されますよ。そんな人生でいいんですか?ということです。私は妻のことが大好きですけどね。ただ、景気循環株に投資したいならば、10期平均のバリューの推移を見るということです。これが2つ目のポイントでした。

 

そして3つ目のポイント。景気循環株を狙うにしても、やはり成長している会社を狙っていきましょうということでした。東京エレクトロンかトヨタかと言われたら、トヨタのほうが間違いなく成長しているからトヨタだよね。そんな話でした。

 

4つ目。ディフェンシブで成長している株はあんまり割安な株がない、投資のチャンスがないので、次善の策として、飲食とか食料品とかの巨大市場の中で1社1社のシェアが小さい、その中で元気のいい会社を狙う、その中で成長している会社を狙うということはありだよっていうことです。こういう銘柄ならまだ割安なものが残っています。少ないですけれどもね。

 

そして、最後。ディフェンシブな成長市場の中でも、ゲーム会社のように業績不安定なビジネスがあるので、そういう企業はちょっと難しいですよね、投資対象としては用心してくださいねということです。

 

ということで、早いものでもう50分経ってしまいましたが、今日「JR九州はどうですか?」というご質問がいくつかありましたので、最後にJR九州をみていきましょう。先ほどのマトリックスの中でどこに当てはまると思いますか?

 

エビデンスがないので勘になりますが、事業を想像したらなんとなくこの辺かなというのはありますよね。

 

「ディフェンシブで成熟」その辺りでしょうね。きっと成長はしていないでしょう。成長してたらJR九州さんには申し訳ないのですが、おそらくここです。衰退に差しかかっていると思われます。どうでしょうか。

 

40年前だったらいいと思います。人口も増えていって、乗客も増えて、どんどん売上が上がっていくという時代ならよかったです。鉄道沿線に持っている不動産の価格がどんどん上がっていって、どんどん分譲住宅地として売れていくよという時代。

 

でも、今はそうじゃないですよね。だから、あまり投資対象としては、長期投資の流れでいうと興味がないです。もちろん短期投資の人とか、いろんなものの見方があるので、その人たちを僕は否定するつもりは全然ないです。

 

マーケットは懐が広いので、いろんな投資家がいていいということです。自由な感じがいいです。

 

ということで、皆さん、お持ちの銘柄がどこに当てはまるのかということを一度よく考えてみてください。成長、ディフェンシブの株を持ってたら、温めてあげたらいいと思います。

 

前回のセミナーの感想の中で、私が「あ」と思った事があります。前回のセミナーで花王を取り上げたんです。花王を中心に紹介しながら話をしましたが、感想の中で「なんで今更花王なの?」というご意見がありました。

 

「聞き飽きてる。誰でも知っている。もっと誰も知らない掘り出し銘柄はないのか?」というご意見です。なるほど、そう言われてみればそのような気もします。

 

ただ、花王みたいにディフェンシブな成長市場で戦っていて、そしてあんなふうに業績が右肩上がりになってる会社ってほぼないです。ほとんどないです。皆さん、今日右肩上がりのきれいになっている会社をいくつか紹介しましたけれども、持っている会社のグラフを見てみたら、大抵はそうなってないですから。

 

ほとんどの企業はもうガタガタなものばかりなんです。なので、今日は紹介しなかったですけども、花王や、例えばキユーピー、味の素、キッコーマンにしても、「知ってるよ、知ってる銘柄だよ」と思うと思いますが、でも、あんなに業績が伸びている会社ってほとんどないんです。

 

ましてや、これは次回お話ししますが、ROEという指標があって、これは1株価値が増えていくペースを表わしているんですけど、花王は非常に高いです。なので、皆さん、いつも見ている銘柄の中にピカピカの銘柄はあるんです。

 

ということで、あっという間に1時間経ってしまいましたが、皆さん、どうですか?面白かったですか?株式投資って面白いですね。もちろんディフェンシブな成長株でも短期的に見ればずっと上がり続けるわけじゃないです。

 

当然ですが、割高になったら売られることもあるし、それは別に自然なことです。例えば花王とか、今日も紹介しましたけども、割高です。だから、ピカピカの銘柄ですけれども、今は買うときじゃないです。

 

温かく見守っているということです。株価が大きく下落して、みんなが「花王なんて、なんで買ってしまったんだ!」とかって言いながらわーって売っているときに黙って買うということです。

 

なので、あくまで今日お話ししているのは銘柄の素質の話です。株価が適正かどうかというのは前回お話ししましたから、その前回お話した内容と今日の内容を組み合わせれば、ディフェンシブで成長株を適正な価格、もしくは割安な価格で買えるはずです。では、今日はそんなところですかね。

 

ちなみに、プラチナ銘柄というところで、あんまり社名を紹介しなかったんですけども、その他私が注目しているところでいうと、どれも「聞き飽きた、知ってるよ」という会社が多いですけれども、例えばカルビー、ファーストリテイリング、ソフトバンク、アリアケジャパン。イオンディライトってご存じですか?イオンの子会社です。

 

など、他にもいろいろあるんですけど、アクションラーニングに入会して、ぜひこのレポートを見てください。いろいろあります。今日のお話を参考にまた手持ちの銘柄を見直して見てください。

 

では、また次回、2週間後にお会いしましょう。次はROEのお話をします。次も面白いです。1株価値がびゅーんと増えていく会社は何かというお話をします。では、皆様、くれぐれも株式投資にはご注意をしながら楽しんでいきましょう。

 

株式投資って本当に面白いですね。楽しんでやっていきましょう。おやすみなさい。

 

(第3回 1株あたり株主価値が増える株を探そう!【ROE 編】①へつづく)

 

2017.06.11

カテゴリ:メディア情報

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