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サムスン栄えて不幸になる韓国経済
土曜日、澤上篤人さんを講師に招いてセミナーを開催しました。
そのなかで印象に残っていたことの一つが、
「(外資による買収の脅威等から)日本企業を守るために、日本株を買う」
という趣旨のお話です。
これを聞いて真っ先に思い出したのは、三橋貴明さんの「サムスン栄えて不幸になる韓国経済」
という書籍です。
サムスンが栄えるといっても、生産は海外(中国)ですから、韓国内に雇用は発生しない。
生産が海外だから、国内に下請け、孫請け企業も育たない。
税収は増えるが、サムスンの株主の多くは外国人であるため、
配当は海外に流出する。
といったことが書かれています。
確かに会社の国籍は韓国ですが、
2011年6月のサムスン電子(Samsung Electronics co.,Ltd)の外国人株主は、55%にもなります。
http://www.samsung.com/us/aboutsamsung/ir/corporategovernance/ownershipstructure/IR_OwnershipStructure.html
企業のあり方について、改めて考えさせられます。
2011.11.22
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