新着情報

  • HOME > 
  • 新着情報 > 
  • 公認会計士に学ぶ!銘柄選択に役立つ主要6業界を徹底解説!第1回 日本を…

新着情報

メディア情報

公認会計士に学ぶ!銘柄選択に役立つ主要6業界を徹底解説!第1回 日本を代表する「製造業」について学ぼう!①

59

 

 

日本を代表する企業がたくさんある製造業。

投資対象として見たときには、どのような特徴があるのでしょうか?
また、投資する際に注意するポイントはどこでしょうか?日根野が分かりやすく解説します。


 

 

では、皆様、改めましてこんばんは、アクションラーニングの日根野です。よろしくお願いします。ご無沙汰しております。皆さん、お元気ですか?

 

この業界シリーズなんですけれども、はっきり言って、目覚ましい、パッと目が輝くような面白さがそんなあるわけではないんですけども、根強いファンがたくさんいるシリーズです。この業界シリーズはアクションラーニングの会員さま向けに毎月しているんですけれど、欠かさず見られている方は成績がとてもいいです。

 

きっと業界研究をすることで、投資の成績が良くなるんじゃないかなと思いますので、話半分で最初は聞き始めていただければと思います。株の面白さは十分伝わるかなと思います。

 

今日のお話は基本的に長期投資です。今日に限らず、私がする話は基本的に長期投資の話です。5年以上の長期です。なので、もう「来週上がる株は」みたいな話は全くないです。「10年後まず間違いなく上がってるだろう株はこれ」みたいな、そんな話をしていきます。

 

アクションラーニングの投資基準は、ありきたりですけれども、良い企業に割安価格で長期に投資しようというのが基本的なスタンスです。この基準の内容については、今まで、去年12回かけてセミナーでお話ししてるので、そこを見ていただければ大体分かると思います。

 

業界研究セミナーを今日から6回連続させていただきますが、「なんでそんなことをするんだ」と、「業界なんかに興味がない」、「儲かる株を教えてくれればそれでいいんだ」という方もいらっしゃるかもしれません。何のために業界研究をするのかですけれども、アクションラーニングでは、「こんな企業、こんな株がいいよ」という投資基準があります。

 

まず、1株価値が長期的に高水準で増加トレンドにあるということです。復習です。1株価値って、要するに何のことでしたでしょうか?皆さん、覚えている方は復習を兼ねてお答えください。そうですね。要するに利益です。○○さんの「試算と利益」が最も正確ですが、要は1株価値ってほぼ利益と同じ意味に考えていただいたらいいと思います。

 

ちょっと聞き方が漠然としてましたね。要するに、利益が毎年長期的に増えていく会社、しかも、できたら急激なスピードで増えていく会社に投資したら、まず間違いなく株価は上がります。1株当たりの利益とか、EPSとかですね。

 

さらに、ディフェンシブなビジネスに投資をする、というのがアクションの投資基準です。ディフェンシブとは何かといいますと、景気が良くても悪くても消費される商品や、サービスです。質問です。どんなものでしょうか?

 

「ガス」。ガスもそうですね。「食品」。皆さん、ありがとうございます。「食品」。ありがとうございます。「医薬品」、そうですね。薬とか。そうなんです。こういった企業に投資をすれば儲かるだろうと考えているわけです。当たり前だけど。

 

じゃあ、こんな条件を満たす企業ってどんな企業かというと、その企業の成績というのは、実はその企業がどんな市場、業界をターゲットにしてるかによって大きく影響されます。要は成長していく業界でビジネスをやっていれば、利益も増えていく可能性が高いだろうということですね。当たり前ですよね。どんどんどんどんマーケットが大きくなっていくわけですから、その中でビジネスをやっていれば、利益は得やすいですよね。

 

例えばトヨタに興味があるとします。じゃあ、トヨタが対象にしてる業界は、拡大していってるのか、縮小していってるのかが、パッとひらめかないといけないわけです。ひらめいたら「トヨタは10年後、20年後に利益が増えているな」、「いや、減っているな」と想像がつくわけですね。

 

なので、業界研究は非常に大事です。業界研究をされている方の収益が高いのも、きっとそれが長期投資の成果に直結してるからだと思います。いま例に挙げた「トヨタ」についてですが、トヨタは自動車業界ですね。自動車業界はこの画面のマトリックスで行くと、どこに当てはまりますかね?どう思いますか?

 

     2-2

 

このマトリックス表はこれまでのセミナーでも見てきましたね。自動車業界はディフェンシブなビジネスなのか、景気循環のビジネスなのか。あるいは、成長していくマーケットなのか、成熟しているマーケットなのか、衰退してるマーケットなのか、どこで戦ってるんでしょうかね?

 

「景気循環」、「成熟」という意見が多いですね。皆さん、さすがです。見破っていますね。正確に言うと、恐らく国内は成熟、海外はまだまだ成長ですから、トヨタは大体下記の☆印をつけたところあたりでビジネスをしてるわけですよね。まあまあ悪くないところでビジネスをしてますね。だから、きっとトヨタは投資対象として結構いいです。

 

    60

 

 

こんな感じで、今日は製造業の会社に注目しながら「じゃあ、この製造業の会社はどんな市場をターゲットにしてるの?伸びるの、伸びないの?」というような話をしていきたいと思います。社会科の授業に近いかもしれないですね。

 

それが分かるようになれば、逆のことができます。「これから伸びる業界は塗料だよ」と知っているとします。では、塗料業界の中で日本でトップ企業っていったらどこですか?日本ペイントですよね。ナンバー2はどこですか?関西ペイントですよね。「じゃあ、この辺の企業がどうも有望だな」と分かりますね。

 

逆に、有望な業界を知ってれば、その中で活躍している企業を選んで投資することもできますよね。トップダウンといいますけれども、この2つの観点から、この業界研究シリーズを役立てていただきたいと思います。(②へつづく)

2017.10.16

カテゴリ:メディア情報

会員お申込み

公認会計士による株式講座や、著名人セミナーを受講したい方は、会員へご登録ください。

会員お申込みへ

無料会員お申込み

無料会員で、どんな講座か体験できます。
無料なので、まずはお試しください。

講演のご依頼

会員サービスについて

  • セミナー
  • バリュートレンド
  • PFマネージャー

お問い合わせ

バリュートレンド

ページトップへ