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2007年12月14日

のれんの資産価値について

 

■■■■■■ 最高の【成長株】は自分自身だ! ■■■■■■■■

こんにちは。アクション・ラーニングの日根野健です。

今日は、「のれん」と株式投資のリスクについてお話しします。

企業の財務諸表を分析していると時々見かける、この「のれん」。
いったい何なのでしょうか?

のれんというと、蕎麦屋さんの入り口などにかかっている「のれん」
を連想しますが、会計上の「のれん」は全く別物です。



「のれん」は、企業を買収したときに発生します。
純資産100億円の会社を300億円で買収すると、差額の200億円が「のれ
ん」として、貸借対照表に計上されます。


この「のれん」の本質は、買収対象会社のブランド価値です。

つまり、「のれん」200億円分だけ、買収対象会社には特別の魅力、
ブランド価値があるということなのです。


少し考えてみてください。

純資産100億円の会社を買収するとき、単にその会社が持っている資
産だけがほしいのなら、100億円で手に入るはずです。

それをわざわざ300億円で買うというのですから、買収対象会社には
特別の魅力があるということなのです。



ここからが本題です。

「のれん」200億円は、ブランド価値という目に見えない資産です。

これが株式投資にどのような影響を与えるのでしょうか?

ひとことで言えば、「のれん」はリスク要因になります。


なぜなら、「のれん」は目に見えない資産であり、一晩にして消え去
ってしまうリスクがあるからです。


(来週に続く・・・)


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「のれん」については、DVD講座や書籍でも詳しく触れているので、
既にお持ちの方はご確認ください。

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