「会社の決算数値を元に株式投資をするっていっても、なんかたくさん種類があるらしい。
 純資産がどうのこうのとか、PERがどうのこうのとか、どうなってるの?
 テクニカル派とファンダメンタル派の違いは入門編でわかったけれど、ファンダメンタル派にも考え方がたくさんあるみたい。
 複雑でもうわからないや。」
 株式投資の勉強を始めた友人の言葉です。

 そう、ひとえに決算書に基づいて株式投資を行うファンダメンタル派といっても、その具体的な手法は様々です。
資産を重視した方法から、利益を重視した方法、企業の将来性を重視した方法。
そして、その投資を行うために必要な知識や経験にもレベルがあります。

 さらに、こんな話も聞きました。
「株式投資の本って、PERは低いほうがいいとか、ROEは高い方がいいとか書いてあって、
 その条件に当てはまる企業の例が書いてあるけれど、実際はいろんな企業の中からどの企業が最もいいかを選ぶわけでしょ。
 言ってることは分かるんだけど、なんかプロセスが逆だよね。
 これじゃあ本当にどうやって株を選んだらいいのかは分からないよね。」

 この2人からの話を聞いて、アクション・ラーニングは悩みました。

「こんなに大切なことが、どうしてどの本にも書かれていないのだろう。
 いきなり難しい方法で試しても、成功する可能性は低くなってしまうのに。
 基礎的なことから勉強を始めれば、損をするリスクも低いし、投資家自身が成長していけるのに。
 しかし、これにはそうなってしまうのも仕方ない。
 そもそも、そのような学ぶべき順序があることを知らない人が多いし、それについて書いてある書籍もみたことがない。

 こうなったら、自分たちがやるしかない!

 決算書に基づく株式投資を難しさに応じて体系化して、
 さらに実際に銘柄選択を行い投資対象を絞っていく形での教材をつくろう! 」

 それから4ヶ月。できあがったのが、この【基礎編】です。

 【基礎編】では、ファンダメンタル派の投資手法を3つに明確に区分しました。
 それぞれ、「資産バリュー投資」「収益バリュー投資」「成長バリュー投資」です。

 そのうち【基礎編】では、「資産バリュー投資」について解説します。

 そして、実際にあなたが銘柄を選ぶ場面を想定し、さまざまな銘柄の中から最終的に1つの銘柄に投資対象が絞られるような構成としています。

 さらに、学習後、自分自身で銘柄選択ができるよう、「資産バリュー投資」のチェックリストをもうけました。


ここでファンダメンタル派の各投資手法について、簡単に解説すると、
資産バリュー投資・・・企業の資産価値のみを評価し、株式投資を行う
収益バリュー投資・・・企業の資産価値に加え収益価値も評価し、株式投資を行う
成長バリュー投資・・・企業の資産価値に加え収益価値、その成長性も評価し、株式投資を行う。
となります。

資産バリュー投資
株式投資はつまるところ、「良い企業の株を、安く買い、高く売る」ことに尽きます。
そして良い企業とは何かは、その投資手法により異なります。「資産バリュー株投資」においては、良い企業とは、倒産リスクがなく、また将来多額の損失が発生するリスクのない企業のことをいいます。

そして、安いかどうかは、(1株あたりの)企業価値と株価とを比較するのですが、「資産バリュー投資」においては、その企業の資産価値のみを考慮して決定します。
すなわち、本来企業価値とは資産価値+収益価値(厳密には、将来の成長を考慮した収益価値)で計算されますが、「資産バリュー投資」においては、この収益価値をゼロとして考えます。つまり、収益価値をゼロとして考えても安いのであれば、それはもう、めちゃくちゃお得ということです。

もちろん、それだけ条件を厳しくする訳ですから、投資対象は絞られてきます。

しかし、損をしないということを重視するのですから、これは当然のことといえます。
そしてあなたが「資産バリュー投資」をマスターした際には、次のステップ収益価値も考慮した「収益バリュー投資」へとステップアップしていただきたいと考えています。

あなたの大切な資産です。
まずは、投資対象がある程度限られても、大もうけしなくても、確実に必要な知識を身につけ、損をしない企業を選択し、その投資手法をマスターすること。
これが何より大切です。

かのウォーレンバフェットも、最初から将来的な成長が持続する企業に投資を行っていたのではありません。
はじめは師であるベンジャミン・グレアムのもとで、資産価値のみを評価するといっても過言ではない方法で投資を行っていたのです。

ようこそ、「資産バリュー投資」の世界へ。

本書を読み終えた後は、是非ご感想をお聞かせ下さい。
アクション・ラーニングはお客様とともに成長していきたい、そう考えています。

商品 DVD 特典あり

バリュー投資マスターコース【基礎】講座を受講することで、できるようになること

キャピタル・ゲインを得るための3要素がわかる
資産価値に基づく企業価値評価【資産バリュー投資】ができるようになる
資産バリュー投資をするための、貸借対照表についての基礎知識・分析手法を身につけることができる
チェックリストを用いて、実際に銘柄選択ができるようになる
バリュー投資マスターコース【基礎】講座について、もっと詳しく知りたい

キャピタル・ゲインを得るための3要素がわかる
ファンダメンタル派がキャピタル・ゲインを得るための3つの要素についてお話しします。
すなわち、資産バリュー、収益バリュー、成長バリューの3つです。
銘柄選択の際に重視する要素が、資産バリューか、収益バリューか、成長バリューかによって、投資手法も自ずと変わってきます。

 難易度 低 ・・・資産バリュー投資(財産もってる人が好き)
 難易度 中 ・・・収益バリュー投資(年収の多い人が好き)
 難易度 高 ・・・成長バリュー投資(大器晩成が好き)

 【基礎】講座では、資産バリュー投資を扱っています。
 しかも、放課後コミュニティで公開しているデータベースと連動した内容となっています。
 放課後コミュニティ参加者の方には、いっそうお薦めです。
 【中級】講座や【上級】講座で紹介する、収益バリュー投資や成長バリュー投資を知らなくても学習に支障はありませんし、【基礎】講座の知識だけでも十分利益を得られます。

貸借対照表に基づく企業価値評価【資産バリュー投資】ができるようになる
まず、貸借対照表を用いて企業価値評価を行います。資産バリュー投資の分析対象である貸借対照表は、客観性・安定性が高い、という特徴があります。具体的な手法については本書内にて詳細に解説しますが、この1株当り企業価値と実際の株価を比較するのです。
そして、1株当り企業価値 ≫ 実際の株価であれば、次のStepに進みます。

株式投資をする上での、貸借対照表についての基礎知識・分析手法を身につけることができる
 企業価値を算定してしまえば、貸借対照表はもう見ない、という投資家がたくさんいます。実は、これは非常にもったいないことです。
貸借対照表は、近い将来大きな損失が発生しそうかどうか、無言で訴えかけてくれているからです。よく眼を凝らし、耳を澄ませていると貸借対照表の声が聞こえてきます。「当社、実はちょっと今、しんどいんですよ。ほら、こんなところに疲れがどっと溜まってるんです。ほら、ここではこんなに無理をしている。もう我慢できません。来年くらい、ドカッと損が出てしまいそうです・・・」
親切じゃないですか、貸借対照表さん。
危険をあらかじめ知らせてくれるのですから。
それではどこを見れば、貸借対照表の声が聞こえてくるのでしょうか? 貸借対照表には、見るべきチェックポイントがあります。

チェックリストを用いて、実際に銘柄選択ができるようになる
貸借対照表を査定する目的は、 「近い将来、大きな損失を出しそうな企業を投資対象から除外する」ことにあります。
 貸借対照表を見れば、近い将来大きな損失を出しそうな企業かどうかが分かります。そのような企業は投資対象から外すのです。一見、資産バリューの優れた企業であっても、近い将来大きな損失が見込まれるのであれば、わざわざ投資することなどありません。危険な道は予め避けておくのです。
 失敗しそうな会社は必ず避けること。
 これができれば、あなたの大切な財産を大きく失ってしまうことはないでしょう。大失敗する会社を避け、小さく成功する投資を積み重ねていく。これがアクション・ラーニングの戦略なのです。そして、本書の学習内容に沿って、銘柄選択ができるようになる「資産バリュー投資チェックリスト」を掲載しました。 このチェックリストに従えば、あなたも失敗しそうな会社を避け、資産バリュー銘柄を探し出すことができるようになります。


バリュー投資を体系的に修得したい方
【入門編】を受講された方
市販の書籍を読んだものの、銘柄選択の仕方がよく分からなかった方


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商品内容 DVD 5時間13分
テキスト 159ページ(B5サイズ)
問題集 52ページ
【基礎】DVD講座の詳細
価格 【定価】50,000円(税込)
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購入までの流れを確認したい

すーっと読めて、それでいてしっかりと頭に定着しました
株式投資、財務諸表に関する本はこれまで何冊か目を通してきましたが、
いろいろな情報が盛り込んである反面、どれが重要なのかがいまいちわからなかったり、
情報量の多さに自分の中で消化できなかったりという経験がありました。

本書は、重要な点が絞り込んであって、重要な点は掘り下げて記載されていました。

しかも掘り下げた説明が、シンプルな例を織り交ぜながら分かりやすく記載されていました。
時間をかけて読んだけど結局自分の頭に定着しないというこれまでとは異なり、
すーっと読めて、それでいてしっかりと頭に定着しました。

一点、希望を言わせてもらうと、実際の上場企業を題材にした例を各セクションでとりあげてあったらなおよかったなと個人的には思います。
シンプルな例は理解しやすいのですが、それだけでおわってしまうのと実例があるのとでは納得感が全然違います。

「あっ、やっぱり繰延税金資産には気をつけなくちゃいけないんだ!」みたいに。
スクリーニングのイメージもつきやすいです。

そういう希望はありますが、非常にわかりやすくとても勉強になりました。
収益バリュー投資、成長バリュー投資の開講を楽しみにしています。

千葉県 男性 24歳

資産バリューについてここまで丁寧に解説したものはないでしょう
 当初2時間程度の講座を想定していたのですが、資産バリュー投資を身につける上でどうしても必要なものを盛り込んでいくと、5時間超の長編になってしまいました。
 やはり株式投資を本格的にするためには、その程度の学習は最低限必要なのだと思います。

 この講座ほど、財務諸表の資産の読み取り方を、丁寧に解説したものを見たことがありません。
 アクション・ラーニングのお気に入り作品です。

日根野健