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ここのところ立て続けに、
「日根野さんは、なぜ公認会計士を目指されたのですか?」
という質問を受けた。
こんなことを聞かれるのは、
監査法人に就職する際の面接以来だと思う。
私が公認会計士を目指したのは、
学校経営に関わりたかったからだ。
私自身は、中学までは公立学校に通い、
高校はいわゆる進学校に通った。
地元の公立中学から進学校と呼ばれる高校に入った時は、
軽いカルチャーショックを受けたのを覚えている。
「こんな世界があるのか」
日常生活に占める勉強の割合、
頭の中で考えることに占める勉強の割合、
その多さにビックリした。
そんな高校で3年間を過ごして思ったのは、
「なぜ勉強しなければならないのか?」
ということだった。
面白い先生との出会いもあり、
私は、教育に関心を持った。
そういうわけで、大学では教育学部に入った。
大学ではボランティア活動を中心にして過ごした。
中高生を対象にしていわゆる総合学習のような授業を展開する試みも行った。
こんななかで感じたのは、
「教育に関心がある人たちは、教育に関する情熱はあるのだけれど、
これを組織的に展開していく術を知らない」
ということだった。
そして私はこう考えた。
「会計のプロフェッショナルという立場から、
理想の教育を展開していく組織を支援したい」
というわけで、今の私がある。
しかも幸運なことに、
監査法人時代には学校法人の会計監査を経験することができたし、
今は学校法人に対するコンサルティング業務を行っている。
しかも、アクションラーニングという株の学校の経営までしているのだ。
昔、「公認会計士になって、学校経営に関わりたい」という夢を紙に書いたこ
とを思い出す。
それは今、実現している。
紙に書いたことは実現するというが、
本当なのだと思う。