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「初心者にもできる長期投資で厳選銘柄を探そう!」第4回 成長性のある株を探そう!【業種・業界 編】③

国民医療費はうなぎ上りです。じゃあ、新薬メーカーの武田薬品工業、これはトップ企業です。きっと儲かっているんでしょうね。と思って、業績の推移を見てみると、どうですか?

 

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このグラフのオレンジ色の部分が武田薬品の利益の水準ですので、オレンジ色の部分に注目してください。どうですか?医療費のように伸びていますか?伸びていないですよね。

 

日本人口のグラフや国民医療費の増加からすると、すごく業績が伸びてそうですよね。ところが、違います。そうですね。官製の業界だからです。

 

薬価、要するに売価が国によって決められています。特許によって守られてたブロックバスターが特許切れになると、売上が下がるなど、さまざまな規制があって、それによって案外儲かっていないということなんです。

 

これが現実です。ちょっと驚きですよね。成長してる業界なのに、そこで頑張っている医薬品の会社は、案外業績が伸びてないということなんですね。

 

では、ちょっと違った角度で行きましょうか。薬局の調剤医療費です。当然、調剤医療費も増えていっています。みんな薬を飲んでます。私も薬を飲みます。じゃあ、医薬品を卸してる会社はどうでしょうか?例えばメディパルホールディングスとか、アルフレッサとかがあります。これはアクションチャンネルで2016年7月に紹介しています。業績を見てみましょう。

 

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メディパルの業績の推移です。どうでしょうか?さっきの武田薬品ほどは悪くないですね。でも右肩上がりな感じでは全然ないですよね。

 

ということで、国内の成長産業と思っていた医療、医療の中でも医薬品とか、医薬品卸ってあんまり儲からないですね。どこも儲かっていないんです。

 

介護を見てみましょう。これは介護保険で介護費にどれだけお金を使っているかというグラフです。

 

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こちらもガッツポーズしたくなるような成長産業です。じゃあ、介護の世界のトップ企業ってどこでしょうか?介護給付費はまだまだ増えていきますね。ニチイ学館はどうですか?ニチイ学館の業績の推移、オレンジ色の部分に注目してみましょう。

 

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「あれ、なんで?成長業界じゃないの?」って思いますね。微妙です。だから、ちょっと表現は悪いですけれども、日本国内で成長しそうな産業は医療、あるいは介護に関連する業界です。

 

ただ、特に医薬品とか、介護なんかは、国からそのお金をもらうわけなので、日本国政府がもう財政黒字でジャブジャブにお金が余っているならいいですけれども、もう借金漬けですから医療費が払えないですよね。

 

だから、生かさず殺さずとなるはずです。増えた医療費と介護費は我々が消費税で、あるいは国債を発行して賄っていくということです。不健全ですね。

 

ということで、国内において目立った成長産業はほぼありません。あるとしたら、以前のセミナーでもお話ししましたが、基本はすごく大きなマーケット、巨大マーケットの中で何兆円という規模のマーケットで、小さなプレーヤーが成長していくという形での成長でしょうね。

 

ここまでよろしいでしょうか?ちょっと悲しいというか、厳しいというか、現実をまず確認しておきました。でも、ここから夢のある話に進んでいきます。やはり国内で頑張ってる企業に投資をしても、なかなかリターンを得るのは、特に長期では難しくなっているということです。でも、探せばあります。

 

では、海外に目を向けましょう。海外の成長業界はどこか?衣、食、住、あるいはコミュニケーションとか、すべて成長産業です。なぜなら人口が増えているからです。

 

もっと言うと、世界は今人口が増えています。それは先ほど見ていただいた通りです。グラフは用意してませんけれども、グラフで見ると、データの推移を見ると、1人当たりのGDPも増加しています。

 

つまり、1人当たりの所得と言っていいでしょう。世界中の人が、少しずつ所得が増えてるわけです。どうですか?所得が増えれば、今まで買えなかったものを買う。日用品にしても、あるいは自動車とかにしたって、買えなかったものを買っていくわけです。

 

つまり、人口が増えてて、需要が増えていくのにさらにターボをかける形で1人当たりの所得が増えていくので、すごく経済は発展します。例えばですけれども、世界の食市場です。

 

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これは農水省のデータですけれども、例えば加工食品や、外食の市場規模について、2009年に340兆円ぐらいあるのが、680兆まで増えると予想しています。世界はゴールドラッシュです。

 

つまり、日本の昭和30年代、40年代みたいな、そういう感覚でしょうね。私はその時代にいないから、その時代の空気が分からないですけれども、猛烈な勢いで消費が増えていくということです。あるいは、今は市場規模の観点から見ましたが、それぞれの人の所得の観点からも見てみましょう。

 

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新興国の所得層別人口の推移です。赤色が低所得者層です。真ん中の水色と青が中所得者層です。一番下が富裕層です。このグラフを見て何を読み取りますか?

 

新興国の人たちの所得はどういう傾向がありますか?そうですね。中間層が増えていくということです。例えば今までは食べ物でも加工食品を買えなかった人が加工食品を買うようになる。ビールを飲めなかった人がビールを飲むようになる。ジュースを飲めなかった子どもがジュースを飲むようになる。

 

あるいは、今まで布おむつだった子どもに紙おむつを使ってあげようと思う。移動は自転車だったのがバイクにしよう、車にしようということですね。このように中間層がすごく増えているんです。世界の貧困はまだありますけれども、減っているということです。

ここまでのお話から、ではどんな企業に投資すればいいか、どんな業界が成長業界かなんとなく分かってきますよね。国内でも海外でも共通するビジネスで、しかも、特に海外のマーケットが成長している業界です。

 

「食品」、そうですね。食品とか、アパレルもそうでしょうね。間違いなく伸びる。間違いなく伸びています。世界で消費される日用品の量、質は、必ず今日よりも明日高まっています。1年後はもっと高まっているということです。そうですね。

 

(④へつづく)

2017.06.20

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