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「初心者にもできる長期投資で厳選銘柄を探そう!」第1回 割安な株を探そう!【株式の価値 編】③

この事例から何を学び取るべきかといいますと、今日の重要ポイント2です。成長性のない銘柄は割安でも投資しないということですね。

 

1株価値は大事ですが、増えていくことがもっと大事なわけです。だから、成長性のない銘柄は割安でも投資しない。なぜなら、いずれ1株価値が下がるから、ということですね。ここまでよろしいでしょうか?

 

ありがとうございます。皆さん、付いてきていただけているようでよかったです。株って面白いですよね。成長していく株を買うかどうか、もうこれはほとんど趣味ですよね。

 

日常生活で見たときに、毎日努力をして実力をつけて伸びていく人っていますよね。同僚、先輩、後輩、あるいは子どもかもしれない。そういう人、成長していく人を応援したいなという人は、こういう利益が増えていく会社に長期投資をするということがたぶん好きだし、楽しいと思います。

 

「あんまりそういうのは興味ないよ」という方は、あんまり面白くないと思いますね。たぶん性格ですね。何が正しいではないです。

 

では、後半です。引き続き1株価値の計算をしていきますが、ここからとても大事な話になっていきます。投資をする上で、それぞれの銘柄をこちらのマトリックスのどこかに位置付けて投資をするのがいいと思います。

 

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このマトリックスについては、次回詳しく紹介します。今日取り上げたいのは、この「ディフェンシブ」、「景気循環」という切り口です。

 

これは何かと言いますと、投資先の企業が対象にしているお客さま、マーケットが、景気がよくても悪くても消費されるようなもの、すなわち「ディフェンシブ」なものなのか、景気の良し悪しに応じて需要がどーんと増えたりどーんと下がったりするようなもの、すなわち「景気循環」なものなのか、どちらなのか、ということが、1株価値を計算する上でもとても大事ですよという話をします。

 

皆さんに質問です。ディフェンシブ、景気の良し悪しに影響を受けない商品、サービスはどんなものでしょうか?

 

「食料品」、「薬」、「日用品」、そうですね。さきほどの花王なんかは日用品ですね。

 

では、反対に景気循環の影響を受けやすい、そういう商品、サービスはどんなものでしょうか?

 

「自動車」、「銀行」、いいですね。ありがとうございます。「建設」、「住宅」もそうですね。

 

このように、ディフェンシブか景気循環のどちらになるのなのかなということを区別することが、とても大事です。なぜかという話をしていきます。

 

景気循環の影響を受ける株に今から注目していきます。景気循環の影響を受けやすい株を景気循環株と呼びます。この株に投資するのはすごく難しいです。なぜでしょうか?まず業績を見ていきましょう。

 

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1株価値、利益の推移を見ていきます。例えば1年目、2年目、3年目はご覧の通りの利益、価値でした。景気はよかったんですね。でも、景気循環株ですから、突然リーマンショックのようなことが起こると、どーんと利益が減るわけです。このような会社ありますよね。トヨタなど、自動車の会社もそうですね。

 

では、株価はこの利益と全く同じように動きますか?

 

違いますよね。株価は先取りしますよね。株価はおよそ半年から1年先取りします。時差があるんです。景気がピークに来るよりも前に、株価のピークが来るわけです。ですので、上の図のイメージです。

 

景気、業績がピークに来るより前に株価はピークになって、どんどん下がっていくわけです。株価は賢いですね。業績が底、もう最悪になる頃、株価は底を打っているわけです。経験的にそうですよね。ここまではよろしいでしょうか。

 

では何が怖いかといいますと、3年目に注目してほしいのです。

 

3年目、過去最高益を出しました。この年、1株価値はこれぐらいに出ました。どうですか?この価値に比べて株価が低いですよね。「割安だ」と思います。過去最高益のときをベースにしていますからね。

 

株価はもう先に下がっていっていますから、「割安だ!」ということです。では、このときに買ったらどうなりますか?トヨタ自動車が「過去最高益だ」というときに、「ああ、株価が割安だ」と思って買ってしまうとどうでしょうか?

 

その後、株価が下がっています。損をしますよね。高値掴みになる可能性があります。逆に、もうみんなが「過去最悪の利益だ!こわい。売らなくちゃ!」と悲観的になって株価が下がってきた時、利益に比べて株価はすごく割高に見えますね。

 

でも、どうでしょうか?買う時期としてはよくないですか?割安ですね。この後、儲かりそうですよね。

 

つまり、何が言いたいかといいますと、景気循環株は景気のピーク、一番いいときに割安に見えて、逆に景気が最悪なときに割高に見えてしまうわけです。ディフェンシブな株と景気循環の株は、見方が逆転するわけです。

 

ですので、皆さんの投資対象としている株がディフェンシブな株なのか、景気循環の株なのかを見極めることが、すごく大事なわけです。

 

買いと売りの判断が反対になるからです。これを知らずに割高、割安、PERを見て投資をしていたら、大やけどします。

 

では、景気循環株への投資はどうすればいいのか、見ていきましょう。

 

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この赤色の線を引きました。利益の平均値です。利益水準の平均は大体これぐらいかなという平均値を見て、株価が平均値を超えたら割高、平均値を下回ったら割安と考えましょう。

 

1年、1年のスポット的な瞬間、1期だけに注目するのではなくて、平均値を見ていきましょうということです。平均値で見たらどうでしょうか?

 

リーマンショック前、トヨタ自動車が過去最高益を付けたときの株価はどうですか?この赤色の線と比べてみてください。

 

そうですね。平均値と見比べたら、リーマン前のトヨタの株価は割高なのです。逆に、リーマンショック後の2008年、2009年のときの株価はどうですか?平均値からすると、株価は割安ですよね。

 

ですので、景気循環株は平均値の利益で1株価値を見ないといけません。見れば逆にチャンスが来ます。なぜなら、景気循環株は株価の上下動が激しいからですね。

 

皆さん、付いてきていただけていますでしょうか?ありがとうございます。

 

では、何年平均を見るんだということですけれども、10年平均を見ましょうよというのが私の考え方です。

 

なぜ10かといいますと、この20~30年ほど見てみますと、大体世界的に大きな株価のショック、暴落、あるいは景気の変動は、10年ぐらいのスパンで起きています。

 

振り返れば、1987年、ブラック・マンデー。7の年です。1997年、アジア通貨危機。翌年ロシア危機。2008年、リーマンショック。どうですか?大体10年飛びでしょう?

 

つまり、10年サイクルで大きな株価の上下動、言い換えれば景気の上下動があるわけです。だから、10年です。(④へつづく)

2017.06.03

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