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「初心者にもできる株式長期投資」第6回 四半期決算を見極めるポイントとは?④

例えば、日本農薬を例に取れば、農業の会社ですね、基本的に成長している産業に投資している、そういう場合ですね。

 

例えば、日本の学習塾業界は、子どもがたくさん増えていたときはマーケットがずっと大きくなってきていました。しかし、少子化によって、マーケットはこの先減少していくことが合理的に予測できます。

 

このような場面での増収増益トレンドから減益トレンドへの変更はまずアウトですよね。我が家の春が終わりを告げるときという時期ですね。ところが、その企業が対象としているマーケットは依然増え続けているとします。

 

農業しかり、あるいは食料品しかり。例えばキューピーは、今期はあまり思わしくない予想を出していたりしますが、グローバルなマーケットで戦って、成長マーケットを対象にしています。

 

つまり、基本的には上がり基調の成長マーケットで戦っている、その中で一時的に減益をしているということです。ここはやはり大きな見極めのポイントかなと思います。ターゲットにしているマーケット市場に変調があるかどうかということです。

 

ですので、例えば、最近私が一番注目しているところでいいますと、ファーストリテイリングはどうでしょうか?成長マーケットを対象にしてますよね。だから、一時的に減益があったとしても、私は長期的には成長すると思います。あるいは、ユニチャームなども今期営業利益はよくなかったですけれども、長い目で見れば莫大に成長していくマーケットの中でいいポジションで戦っているわけです。だから、これはたぶんチャンスなわけです。

 

というように、臨時的、マクロ的な要因かということと、ターゲット市場が変調、要するにターゲット市場自体がもう成熟してしまったのかどうかというところの見極めが大切です。ですので、ここがすごくいい投資のチャンスになるかもしれません。

 

そういう意味で、私が狙っているのは、先ほども言いましたけれども、ファーストリテイリングや、ユニチャーム、それからキューピーあたりは狙っているところかなと思います。みんなが売っているときに買い進むというのは、すごく勇気が要りますけれどもね。花王なんかは業績がいいから、もうむしろ成長割高ですね。

 

続いて、最後の2パターン行きましょう。

 

1

 

これは基本的に長期投資の人たちは投資していない会社です。どういう会社かといいますと、成熟している企業です。「もう伸びしろがないやん」と思っている会社です。「伸びしろがないやん」と思っていた会社ですので、みんなの期待は「もうこの先、成熟だし、横ばいだろう」。

 

あるいは「どうせ衰退していくのだろう」と思っているわけです。ところが、ここへ来て「あら?成長している!」と変わる場合、このときは見直しが入るわけです。ただこの場合は、この事例でいいますと、株価が割高なので、こういうことがあってもちょっと監視かなと思いますが、このような会社で思いつく会社はありますか?

 

ぱっと私が思い浮かぶのは、やっぱりカルビーですね。経営者が変わって、再度成長軌道に乗っています。あるいは、関西ペイントですね。もうあんまり成長しないのかと思いきや、社長が変わって海外進出していくことで、再度急激な成長軌道に乗っていますよね。

 

こういう会社の変化に気付くわけです。視覚的に表現するとどうなるかといいますと、こんな感じです。

 

 2

 

言ってしまえば、退屈な利益の推移なのです。「あー、もうずっと横ばいだろうな」という利益の推移なのです。ところが、第3四半期あたりで変化が起こってくるわけです。

 

去年は横ばいですけれども、「あれ?今年の第3四半期、なんかいい」。第4四半期、去年は別に大したことなかったけれど、「あれ?すごく増えてる」と、こういう局面です。これはチャンスです。もちろん見極めが必要でしょう。

 

何かのきっかけがあるはずです。社長が変わった、海外で何か事業がうまくいき始めた、何かヒット商品が出たなど、きっかけがあるでしょうけれども、変化が起こるわけです。こうなると、チャンスです。

 

このような会社の中で今私が期待しているのは、ブルボンです。あんまり株式市場の評価は高くないです。しかし、実は中国に何年か前に子会社をつくり、中国でお菓子を売り始めて、案外売れてきているということです。なかなかうまくいくかどうかは分からないですけどね。ブルボンは特にアルフォートと、スライス生チョコ、これらのヒットがあれば、また変わるかなと、淡い期待があります。

 

同じようなパターンですが、割安だった場合、これは明確にチャンスです。

 

3

 

業績が再度成長軌道に乗りましたが、まだまだ株価は割安です。みんな気付いていないわけです。みんなは気付いてないけれど、実は今まで成熟していたと思っていた会社が変わりました。あるいは、ちょっと株価が上がり始めてるけれど、まだそんなにみんなが認めていません。ソフトバンクはそうでしょうね。ソフトバンクは、誰もまだスプリントがうまくいくと認めていない株価形成ですよね。

 

ということで、大きく分けると、これらの5つのパターンですね。まとめの表に戻りましょう。

 

4

 

今、この5つのパターン、1番目~5番目について、お話ししてきました。こういう変化、あるいは変化していないことを、3カ月に1回決算短信で確認する。これが四半期決算のポイントです。

 

ということで、どうでしょうか?ここまで、皆様、面白かったでしょうか?ありがとうございます。

 

雑談ですが、きのう、アクションラーニングの臨時株主総会がありまして、私のアドバイザーの方がいろいろいらっしゃるんですが、そのうちの1人が「日根野、お前のセミナーは、タイムラインを見ているとみんなの好意的な書き込みが多いが、それに慢心するな」と、「それにおごるな」ということで、大変厳しい指導を受けました。

 

皆様の温かい言葉を受け止めながらも、謙虚にいいセミナー、いい内容を提供していきたいと思っています。(⑤へつづく)

2017.05.30

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