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「初心者にもできる株式長期投資」第5回 投資対象として有望な業種・業界はどこか?③

景気循環の成長株というのは、大局的に見ると業績は赤のグラフのように変動します。

 

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株価はそれに対して先行する形で青のグラフのように動く性格があります。

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ですので、過去最高益を出す頃には次の下落を折り込み始めて株価は下がります。逆にすごく悪い業績のときに次の反転を期待して株価は上がっていきます。

 

ですので、会社の業績と逆の動きで、逆のタイミングで投資をするということが大事です。もう1つは、業績が悪いときに買うので、倒産しない銘柄を選ぶということです。

 

皆さんに質問です。倒産しない銘柄というと、どの指標を見ればいいでしょうか?

 

自己資本比率ですね。そうです。循環株を買うときの鉄則は自己資本比率が極めて高い、極めてとまでは言いませんが、40%、どれだけ低くても30%あるという会社を狙うということです。なので、一応この業種の中で、成長で循環というのも私は結構気にはしています。日揮も気にしています。長期でいけば、勝てるはずです。

 

今、「長期ってどれぐらいの期間なんだ?」というご質問がありましたので、それに答えたいと思います。長期というと、一番理想は永遠といいますか、自分が死ぬまでというのが一番最高だと思っています。

 

なぜかというと、長期投資をする前提は、利益がずっと増えていく会社を買うということです。これが長期投資です。長期投資で利益を出すということはそういうことです。例えば、利益が毎年増えていく会社があるとします。仮に15%ずつ利益が増えていく会社だとすると、長期でならしていえば、毎年15%株価が上がっていくわけです。

 

ですので、もう売る必要がないですよね。もちろん短期的には下がるときもあります。でも、10年、20年持ったら、毎年買値と同じぐらいの配当金が入ってくるみたいなことになってくるわけですね。なので、一番理想は売る必要がないぐらい増収、増益を続ける企業を買うということです。

 

ただ、そういう会社がなかなか見当たらないのが現状ですけれども、でも、国内にも探せばあります。では、少なくとも今の景気循環株で成長株を長期投資するというときに、景気の1循環が大体5年から10年ですので、5~10年と考えていただければと思います。

 

では、話を戻しましょう。4番目の業種です。食料品です。食料品は今すごく熱いです。例えば、飲料です。

 

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この飲料業界は長期投資の一番有利な点を生かせる業界の1つかなと思っています。

 

1回目のときに少し話をしたと思いますが、長期投資の一番理論的な根拠は人口の増加です。当然人口の増加に比例して食料品の消費量は増えますよね。これは長期のトレンドで間違いないわけです。

 

なので、長期投資の利点は、確実に分かっている人口増加ということを背景にして、短期的には業績の変動があるかもしれないけれど、長期的には必ず売上と利益が増えていく世界、業界があることが分かっているということです。

 

例えばゲーム、コロプラのゲームが来年どれぐらい売れるかなんて誰も分からないですけれど、世界の人口が来年増えていることは誰でも分かります。合理的に予測できます。その典型が食料です。

 

 これは農水省から発表されている資料です。

 

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世界の食市場は、2009年は340兆円だったのが2020年には680兆円に倍増するという予想が出ています。

 

質問です。この十数年で世界の食市場は倍になっているんですけど、人口は倍にならないですよね。なんでこんなに食市場って大きくなっているんでしょうか?これは以前も紹介したかもしれませんが、これは新興国の所得層別人口推移です。

 

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トータルとして見れば、当然増えていますね。内訳を見てみましょう。赤文字が低所得層、水色が中間所得層、濃い水色とこの2つが中間所得層、一番下が富裕層です。このグラフをどう読み取ればいいでしょうか?

 

そうですね。そうなんです。今見た通り、人口は緩やかに増えています。その中でも中間層の方が急激に増えていると分かります。食うや食わずからちょっと生活に余裕ができてきたら、どうでしょうか?皆さんなら何をしますか?

 

「おいしいものを食べる」、「旅行」、いいですね。「ちょっといい食事」、「娯楽」、いいですね。というように、今、新興国では中間所得層が激増していて、今まで食うや食わずだった人たちが「ビールをちょっと飲もうかな」と思っているわけです。

 

「車を買おうかな」、「旅行しようかな」、「服もちょっとええもんを買おうかな」というふうに、すごい勢いで増えています。だから、このマーケットに挑戦している企業は、例えば先ほど例を出しましたけども、サントリー、味の素、キッコーマンなど、いっぱいあります。

 

これらの企業は、もちろん短期的には為替の影響で負けるかもしれないけれど、長期的には勝つでしょう。これだけ拡大しているマーケットの中で挑戦していて、しかも、実績がない企業じゃないですよ。日本っていう最も厳しいといわれるマーケットですごい実績を出してきた企業です。

 

そんな企業が今世界の中で戦い始めているわけです。そんな企業に投資したいです。私はそう思います。株式投資って面白いですね。世界とつながる感じがいいですね。

 

もう少しプラスアルファで話を見ていきましょう。「では、ディフェンシブで成長するマーケットならなんでもいいのか?」ということです。基本的にはそこがいいんですけれども、もう少し深掘りして見ていくと、私はこういうことに気を付けています。

 

その会社がやっているビジネスはどんな性格があるのかということです。まず1つ目が消耗品、使ったらすぐなくなるものなのか、あるいは耐久財、なかなかなくならないものなのかということですね。

 

では、皆さんに質問です。飲料の会社、サントリーのビールやコーヒーは、消耗品か、耐久財か、どちらでしょうか?

 

消耗品ですよね。売る側にとって消耗品の魅力ってなんでしょうか?

 

そうですね。一番の魅力は、飲んだらなくなることです。これは最高の魅力です。食べたらなくなる、飲んだらなくなる、また欲しくなる、毎日飲んでしまう。トヨタ自動車の車は、幸か不幸か全然壊れません。5年乗っても10年乗っても乗れます。どちらのほうがビジネスとして安定しているかといえば、消耗品でしょう。

 

だから、基本的に消耗されるものがいいと私は思っています。(④へつづく)

2017.05.23

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