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会計士のいちにち
意外に知られていないのが、会計士の勤務スタイル。
基本的に、
往査日(おうさび)と
事務所日(じむしょび)
とがある。
往査日は、直接クライアントへ行き、会社の一室を借りて監査手続を実施する。
定時が来れば直接、家に帰ることもあるし、事務所に帰ることもある。
事務所日は、事務所に行って、あれやこれや雑務をする。
事務勤(じむきん)なんて言われたりする。
往査日と事務所日との比率は個人差もあるし、仕事の内容とかによっても差があるけれど、
だいたい、7割から9割くらいは往査日。
スタッフ、シニアスタッフの間は、仕事ができる人ほど、往査する日数が増えて、事務所日が経る傾向にある。
マネージャー以上は、特に営業にちからを入れる人も出てくるのでケースバイケースかな。
ちなみに、会計士にとってとても大切な仕事に、新しい知識の習得、勉強がある。
私のクライアントの部長さんが、よく引用される言葉だが、
「公認会計士にとって、知識の習得は、仕入れ」
というのがある。
これは言い得て妙だと思う。
我々公認会計士にとっては、知識の習得は仕入れ。図書や雑誌の購入費用は、「新聞図書費」ではなく「仕入」なのだ。
私は月に最低10冊の本は読むが、そんなの当然。
仕入れをしない会計士は、売上も立てられない。
急速に変化する企業の商取引。
企業の取引の実態が変化すれば、、それに応じた新しいルールが必要になる。
だから会計のルールは日々新しくなる。
小さな改正もあれば、かなり新会計基準の導入もある。
そして、ルールがなければ、
実態に応じた処理をいろいろ考えなきゃいけない。
これがまた、頭を使う。
この職業、日夜、勉強は欠かせない。
地道にコツコツ、やっていくのです。。。
2011.11.14
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